いよいよ明後日から松楠居にて作品展が始まります。
研究生にはそれぞれが自分自身と奮闘してきたひとつの区切りとなります。
作品展にむけ努力していくなかで、日ごろ目を背けている自分の立ち位置を確認でき、
足りないところを実感させられます。
また、一生懸命背伸びをしていると、思いがけない自分と出会ったりもします。
この齢になってそのような経験ができることをありがたく思い、
周りのすべてに感謝です。
私たちの工房では、原毛から手紡ぎで糸をつくります。
原毛から使えるものになるまで、ひとりの人間が携わりつくられたものです。
今回の作品のなかにも手紡ぎのものが多くあるので、
ひとりでも多くの人に手にとり触れていただきたいと思ってます。
手紡ぎと手織リが体験できるワークショップもありますよ。
皆様ぜひご来場ください。
お待ちしています。
研究生 高山陽子
(雷山千如寺の大楓)