◯翔工房
紡ぎ、染め、織る。福岡県小郡市の田園風景の中にある、織り物の工房です。 ◯SHOテキスタイル研究所 翔工房の教室の中から、より高いレベルでやってみよう!そう思った人の集まりです。それぞれが仕事を持っていたり、家庭をもっていたりと、暮らしの条件は様々ですが、週1回のライフワークを中心に、自分達で高め合いながら織りに取り組んでいます。 ◯作品2011年 6月 ◯つながり 九州ちくご元気計画 カテゴリ
全体 もとむら 萩さん ふじい 萌 髙山陽子 きたじま いしだ 井手美知子 WO 江藤昌子 桜 典子 そら 濱野 太郎 井上ネコ かいひろこ めいばば じょしゅY コンドウ かなこ ナベシマ ひらた 近藤弘美 未分類 以前の記事
2020年 10月 2020年 09月 2019年 10月 2019年 09月 2019年 02月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 06月 2018年 04月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2015年 12月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 最新の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
朝夕の風がめっきり涼しくなりました。
心地よくもあり、何やら心寂しさも運んで来るのは年齢のせいでしょうか。 今年も工房では12月の作品展に向けて、少しずつ準備が始まっています。 今回は2名の新しい研究生が参加し、若くてフレッシュな風を運んでくれています。 また残念ながら諸事情によりここを離れられた先輩も2名いらっしゃいます。 10年ほど前、先生のご指導のもとスタートした研究生は、手探りでここまで様々なことを語り合ってきました。 その語り合いの中心はいつも作品でしたが、ここまで長い間共にした時間は、深く入り込まなくともメンバーの人となりを尊敬し、受け入れてくれる心地よいものでした。 12人のメンバー一人一人には、個性際立つ作品と同じように、それぞれの環境や思いがあります。 あふれるエネルギーをつぎ込む人も マイペースで続いている人も 思いはあるが動けない人も あるいは立ち止まって自分と向き合う人も 今年はすべてをまるっと包み込むような作品展にできたらいいなと思っています。 よろしくお願いいたします。 翔工房研究生作品展 vol.9 日時:12月4日(火)~ 12月9日(日)会場:ギャラリー風2階 さて私の今年の制作です。 昨年は刺繍のように見える織りのマフラーを作りたくて、部分的にオーバーショットを入れて織りました。 裏表のバランスや、模様の制限など難しい点も多くありました。 今年はもう少し自由度を求めて、ぬいとり織りを取り入れてみました。 時間がかかるわりには模様のインパクトがなかったり、茜の色が移染してしまったりだとか、まだまだ試行錯誤の途中です。 亀のようにゆっくりとしたペースですが、もう少し続けて制作しようと思っています。 髙山陽子 ![]() ![]() ▲
by shotex
| 2018-09-11 12:28
| 髙山陽子
今年もSHOテキスタイル研究所作品展が近づいてきました。
あっという間の一年間で、自分としては何も成長できなかったと反省ばかり。 まわりを見渡せば、力作ばかりで気後れもします。 でも他のメンバーと話をすると、皆同じことを感じているようです。 やはり自分の理想の終着点は自分の中にだけあるもので、外からはうかがい知れないものですね。 作りたい物に向かって動き、数は少なくとも何か形が残ればよしと、つい自分に甘くなります。 今年は使えるものを作りたくて、鍋敷きを太く紡いだ糸で織りました。 ![]() 皆様のお越しをお待ちしております。 たかやま ▲
by shotex
| 2017-11-24 17:07
| 髙山陽子
お盆が過ぎて朝の過ごしやすさを感じる頃になると、心のどこかに焦燥感が漂い始めます。
研究生の作品展も早いもので今年で8回目を迎えます。 今年取り組んだ課題の集大成を展示するものですが… 自分でこの一年を振り返り、進歩の無さを痛感したとき、焦りを通り越して自信喪失に陥ります。 それでも前進すること続けることに意味がある、 向かう先を模索しながら今できることから一歩ずつでいいよ、 と先生からのお言葉に肩の力がすっと抜けました。 もうひとつ、自分が自信喪失に陥った時に思い出す母の言葉があります。 織りを始めてしばらくたったころ、全くの初心者だった私は糸の扱いもできず、周りの先輩たちの完成度の高い作品を遠い目で見ていました。 自分にはもう無理かもと、ふと漏らした愚痴に母が言ったひとこと。 「その素晴らしい先輩たちにも始まりの時があったはず。あなたは今が始まりの時」 その時も気持ちが軽くなったことを覚えています。 趣味人だった母の経験から出た言葉だったのでしょう。 誰かと話すということは、自分の心の整理にもなり、思わぬ治癒力がありますね。 さて、今回はシルク糸を染めてオーバーショット織りにしてみました。 シルク糸の色効果を引き出すことを念頭におきました。 たかやま ![]() ▲
by shotex
| 2017-08-19 16:04
| 髙山陽子
寒さから急に暑さへと向かっているように思えます。
ここ数年、ちょうどいい気候がとても短く感じるのは私だけでしょうか。 皆様、体調管理にお気をつけください。 今年もぼちぼち作品つくりをはじめています。 今回は経糸を染めて、模様の効果を引き出すことを念頭にマフラーを作りました。 思ったような効果もみられず、これから試行錯誤の始まりです。 ![]() いろいろとご教示いただくのですが、とりあえず「あなたらしい作品」というお言葉をいただきます。 以前は嬉しかったこの言葉が、最近ではプレッシャーになっています。 そう言われて、あぁまた同じようなものを作ってしまったと自覚するのです。 でも好きなものを作ると方向は同じになるし、楽しいアイデアも出てくるものです。 自分らしさからの脱却は必要なのでしょうか。 未熟な私はまた自分らしさを一歩だけ進化させた次作へと向かいます。 たかやま ▲
by shotex
| 2017-04-22 13:29
| 髙山陽子
展示会にむけて、もう一つの作品を準備中です。
リンカーンをグリーンに染色したものを使用した縦長の細いタペストリーです。 森をイメージしました。 下の方の暗い幹の部分は、ナバホを混ぜて紡いだ糸です。 リンカーンとは少し質感が違っています。 どのように仕上げるか思案中です。 ![]() 研究生の展示会も今年で7回目。 年齢も抱えているものも違う仲間たちですが、生活の一部に織りや紡ぎがあることで繋がっています。 それぞれに大変な時期があり、活動が途切れそうな時もあります。 そんな時も、まるごと受け入れてくれる仲間たちは、少し離れたところから優しく見守りじっと待っていてくれる…心強い存在です。 どうぞ皆様、研究生展示会へ足をお運びください。 さて明日からは、アミーゴなバッグたちをつくり出す上原さんの登場です。 ▲
by shotex
| 2016-11-15 16:47
| 髙山陽子
昨日に続き、2作目を紹介します。
翔工房生まれの「手織り枠」を使用して織りました。 ![]() 紡ぎためたタペストリー用の糸を使って陰影を描いたのですが、 仕上げに黒の本革を合わせて額装したら、重厚さが増しました。 これまで、私が作るタペストリーには紡いだ糸のみを使用してきました。 手紡ぎ糸の作品に光が当たると、より羊毛の温もりが伝わると感じています。 これからも紡いだ糸にこだわり表現し続けたいと思っています。 さて、以前からブログに登場していたシェリー。 私が紡いでいると、いつもそばでくつろいでいて、私の紡ぎの相棒でした。 残念ながら今年の初めに天国へ旅立ちました。 今でも紡ぎ車を回すと、どこからかやって来てゴロンと寝転がるような気がします。 ![]() ▲
by shotex
| 2016-11-14 17:22
| 髙山陽子
今日から担当します たかやま です。
今年も研究生展示会が近づいてきました。 今年は巻物から少し離れてタペストリーを作りました。 私は紡いだ糸や織ったものを飾って眺めるのが好きで、 始めは自己満足のためだけに、ただ好きなものを作っていました。 だけど次第に、他の人が作ったものが人の手に渡り、 その作品が用としてその人の生活の中で活躍しているのを見て、 少し後ろめたさを感じるようになってきたのです。 自分のエゴのために、貴重で素晴らしい羊毛を大量に使うこともその理由のひとつです。 そこから、使い手側にたった巻物を作ることでそれまで見落としていた いろいろな勉強をさせてもらいました。 数年が経ち、今年はまた「壁を背景に魅せるタペストリー」というタイトルでインテリアに挑戦しました。 見るだけで人の心を癒すパワーが羊毛にはあると、あらためて感じたからです。 誰かひとりにでも、その暖かさを見てもらえればいいと思っています。 ![]() これは「風」をイメージして作りました。 主な素材はリンカーンです。 マット紙のかわりに白糸で手織した布をフェルトにして使用したので、 全体的にやわらかく仕上がりました。 ▲
by shotex
| 2016-11-13 12:33
| 髙山陽子
9月になって、涼しかったり蒸し暑かったりで体調管理も難しい季節ですね。
萩さん、ご無理はせずお大事にどうぞ。 今年の研究生展示会に向けて、タペストリーの制作を少しずつ進めています。 私はいつも素材集めから始めて、集まったものをじっと眺めてイメージを固めていきます。 織物から逸脱せず、素材を活かす見せ方を考える… 結局、作品は素材の力によるものとなります。 今回もリンカーンの羊毛を紡いだものが中心です。 さて、どのように魅せましょうか、思案中です。 ![]() 高山 ▲
by shotex
| 2016-09-07 18:43
| 髙山陽子
こんにちは。毎日暑いですね。
こんな厳暑の時期に沖縄へ行って来ました。 3月の翔工房沖縄研修旅行に行けなかったので(泣) 家族で観光旅行です(工房めぐり等なしの家族優先旅行)。 とにかく暑かったけど、海の色に感動でした。 ![]() それから家族に付き合っての青の洞窟へシュノーケル体験。 日焼けしたくない私にとって海に入るなんて全くの想定外でしたが、 海の中の世界にもこれまた感動。 ![]() 久しぶりに日焼けして熱を帯びた肌に非日常を感じ、 いい休暇となりました。 さて、今年も研究生の課題をぼちぼちと進めています。 今回はインテリアを中心とした作品に挑戦しています。 高山 ▲
by shotex
| 2016-08-17 18:08
| 髙山陽子
夏も終わりが近づいています。
夏前から紡いで機にかけていたものが、やっとかたちになりました。 長い長い道のりでした(笑) 毎回つくりたいものを、少ない経験と技術で どうにかかたちにしてきましたが、 今回は途中で完成できないかもと不安になりました。 どうにかできたものは、愛着はあるけど やはり反省点ばかり。 つくりたいものにこだわるとエゴが顔出します。 ![]() これからまだ最後の仕上げをします。 懲りずに次作のプランをワクワク考えながら… 高山 ▲
by shotex
| 2015-08-19 00:25
| 髙山陽子
|
ファン申請 |
||