◯翔工房
紡ぎ、染め、織る。福岡県小郡市の田園風景の中にある、織り物の工房です。 ◯SHOテキスタイル研究所 翔工房の教室の中から、より高いレベルでやってみよう!そう思った人の集まりです。それぞれが仕事を持っていたり、家庭をもっていたりと、暮らしの条件は様々ですが、週1回のライフワークを中心に、自分達で高め合いながら織りに取り組んでいます。 ◯作品2011年 6月 ◯つながり 九州ちくご元気計画 カテゴリ
全体 もとむら 萩さん ふじい 萌 髙山陽子 きたじま いしだ 井手美知子 WO 江藤昌子 桜 典子 そら 濱野 太郎 井上ネコ かいひろこ めいばば じょしゅY コンドウ かなこ ナベシマ ひらた 近藤弘美 未分類 以前の記事
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こんばんわ、萩さんです。
今日、ヒツジパレットに出品していたストールが帰ってきたよ。 丁寧に梱包された上に本出さんの直筆のコメントまで書かれてたのよ。 感激!! うれしいねえ!! 本出さん、300余りの作品全部にコメント書いたんでしょうね、頭下がるねえ。 だからこそ、たくさんの人とつながって、今回のような取り組みができたんだろうなあ。 本出さん、すてき!!! 次回も挑戦するぞって気分になってくるよ、モリモリ!! 京都に行く前から機にかけていた椅子敷きがようやく織り終わったわ。 初めて使う敷物用の草木染の糸。 ボソボソして硬い糸だったんだけれど、仕上げ(水で洗う)をしたら、 あらステキ、ふんわりソフトに変身してよ。 いいね、いいね!! ![]() これがそう。 これ、気に入ったデザインなんだ。 かわいいでしょう? だけどさ、このデザインじゃよこ二重織りのおもしろさが出せないんだよね。 次では、手品のようにあっと驚くデザインを考えてみようってね。 今日、先生はインドから戻って来てるはず。 明日、工房でインドの土産話が聞けるよ、楽しみ。 では、今日はこれでさようなら、おやすみなさい。 ▲
by shotex
| 2015-02-27 21:35
| 萩さん
ヒツジパレット2015京都に参加するため京都に行って来ました。
今回初めて出展させてもらいましたが、事前に送付されてきたカタログを見て、他の出展者の方々のすばらしい作品に少々怖気づきながらの出発でした。 やはり現場はカタログから想像される以上の迫力とパワーで、 感嘆、感動の連続。 それから2日間のひつじマルシェ参加も、ヒツジを愛する人たちとのふれあいが楽しかった。 また、西陣織り工房見学、河井寛次郎記念館、アフターファイブの京都など (詳しくは萩さんの京都シリーズ参照)盛りだくさんの3日間。 様々な出会いあり、感動ありの幸せな時間でした。 それだけに、心はせわしく動きます。 帰ってきてから2週間ですが、まだ整理できていません。 ただひとつわかったこと 作品か商品かなどという自惚れた悩みの前に、 自分はまだ作品も商品も作れていないということ。 まだまだ末永く楽しめそうです。 高山陽子 ▲
by shotex
| 2015-02-25 18:06
| 髙山陽子
こんばんは、萩さんで~す。
![]() 下向きのクリスマスローズ、わたしみたい。 では、萩さんin京都最終日再、再、再開で~す。 涙ぽろぽろ、地下鉄で京都駅へ。 新幹線の発車時間までコーヒー屋さんで休憩。 この3日間のこと、ぼーっとしながら考えてたわ。 ヒツジパレット2015京都、すごいイベントだったよ!! 『ヒツジパレット公募展』『ひつじマルシェ』『モンゴル伝統的フェルトの実演』 『みやこうせい ルーマニアの写真展「羊バンザイ!」』 『織り 編み フェルトのワークショップ 全40講座』『9コマのレクチャー』 『交流パーティー』『協賛イベント、ワークショップ』 こんなに盛りだくさんでありながら、内容の豊富さ、充実した内容を提供できるなんて、感動でしかない。 これだけのことを計画し、実施していくエネルギーってどこから湧いてくるのって? 日頃からいろんな人がつながりあっていて、いざというときに威力を発揮する。 そんな『日頃』があってこその『ヒツジパレット2015京都』なんだろうな。 このイベントに取組んでこられた皆さん、本当にお疲れ様でした。 ありがとうございました。 第3回に、私はどう臨むのだろうか・・・? あっ、時間だ。 さようなら京都!! 後日 久留米に戻った翌日、観そこなっていたいた映画『繕い 裁つ人』を見に行ったわ。 祖母の洋裁店を引き継いだ中谷美紀が演じる主人公。 祖母の服の繕いやリホームを主にやっている。 自分のデザインした服には封印をしたかのように。 繕いの部分は以前書いたんで省くけれど、これはこれで価値ある仕事。 だけれど、これまた人とのかかわりの中で封印がほどけるの。 気分がふんわりとなってよ。 この映画、お薦めで~す。 ということで、萩さんin京都はおしまい。 先生は明日からインドへ。 京都でEさんとの話の中で決まっちゃった!! どんなみやげ話が聞けるのか、楽しみで~す。 みなさ~ん、ここまでつきあってくださってありがとう!! ▲
by shotex
| 2015-02-17 20:36
| 萩さん
こんばんは、萩さんで~す。
![]() この花は冬に咲くクレマチスだよ。 土地が良くないようで元気がないんだ。 常緑種なんだけど、葉っぱが茶色になっていく~・・・。 では、萩さんin京都最終日 再、再開で~す。 ヒツジパレット2015京都 3日目 3日目がなかなか終わらないのは、充実してたってことよね。 いよいよ最終講 秋山豊寛さん『宇宙飛行士「羊をめぐる冒険」』 レクチャーのテーマは「テキスタイルの 過去と現在」 秋山さんの予備知識もないまま参加してるもんで、 何で宇宙飛行士なの?って思ってたわ。 秋山さん、福島で17年ほどお百姓さんしてたのね。 羊さんも飼ってたのよ。 みやこうせいさんと同じように羊大好きさん。 でも、2011年の原発事故で続けられなくなったの。 原発難民なのよ。 お話の中で記憶が消えずに残っているのは 羊毛製品の優秀さのこと。 その日に着てらしたスーツは10年以上前からのもの。 綿製品だとそうはいかない。 それに、綿糸の生産には疑問も。 中国の綿花の生産の様子を話されたんだけど、 なるほどって思えたのね。 わたしの綿花生産のイメージはアメリカ大陸。 黒人奴隷の労働で綿が栽培されていたってこと。 映画で見たのか、毎日、毎日黒人女性が綿の花を収穫している場面が 思い出されるの。 コットンボールがはじけて、白い綿花が現れる。 開いた綿花を女性たちが収穫しているのね。 悠長と言えば悠長。 奴隷労働だからできたんだろうね。 じゃあ今、こんな生産方法でやれるとおもう? 綿栽培をして解ったことだけど、 綿花は一斉に開くわけじゃないのよね。 咲き始めて終わるまでは随分と時間に差があるの。 このご時世、自然のままに開くのを待ってちゃ埒が明かない。 じゃあどうするの? 人為的に開かせるのよ。 早く枯らすこと、そうすればボールははじける。 早く枯らすってことは、薬品を使うってこと。 植物を枯らす薬品、・・・・・・ぞうっ。 秋山さんはこういった収穫時のことを話してくれたんだけど、 栽培中のことも優に想像できるわよ。 綿って虫がつくんだよ。 葉っぱを食べる虫と実の芯を食べる虫。 わたしが植えてた量なんてほんのわずか。 葉っぱを食べる虫はつぶしていったわ。 でも、特に茶綿に付いた、実の中に入っている虫は どうしようもなかったわよ。 ということは、 綿花の大量生産のためには栽培中も収穫時も農薬づけだってことよ。 安価な綿製品は、これでなきゃ採算合わないよね。 こわくなっちゃった。 逆に羊毛製品の優秀さを見直さざるを得なくなったってこと。 いとしい愛しい羊さん。 飼いたくなるよ~。 家の周りには羊さんが飼えるような環境はあるよ!! お隣さんの梅園の草取りに使えるなあ。 休耕地の畑もあるなあ。 小山もあるなあ。 頭の中で私はすでに羊飼い。 ただ、それらはぜ~んぶ私のものではない! 宝くじ当たんないかなあ。おそまつでした。 レクチャーがすべて終わった!! 一日中、話聞くばっかりじゃ眠っちゃうよなあ、なんて思ってたけど とんでもなかった。 おひとりお一人の持ち時間が短かったんで(だから聴けたのかもしれないけどね)、もっともっと聞きたかった。 この日を入口にすれば良いことよね。 お調子でこれまで書いてきたんだけどさ、 わたし、京都での4日間で自分のことが情けなくなったんだよね。 何か中途半端なんだよ。自己嫌悪。 帰り際にEさんにお世話になったお礼を言っているうちに、センチになっちゃて・・・。 静岡からお見えで、ホームスパンをなさっているという方と帰りが一緒になったのね。 レクチャーの会場で、私の少し前にいらして、藤色の手紬と思われるセーターが印象的だった方。 あっ、あの方だと思っていろいろ話したかったんだけどやたら涙が出てきてね (年のせいか?)、うまく話せなかったの。 ビックリされたと思うわ、涙の理由がわからないんだもの。 ああ、はずかしい。 ![]() と言いつつ、つづく。 ▲
by shotex
| 2015-02-16 23:07
| 萩さん
こんばんは、萩さんで~す。
![]() ![]() 午前中は暖かい気持ちのいい晴れ!! 遠くでは大変な気象だとテレビで言っているけど・・・。 昨日は映像なしでアップしたもんで寂しかったでしょう? 京都の写真は尽きたんで、お天気につられて家の周りを歩いて見つけた春を見てね! ![]() もう梅の花が3分咲き!! 2月がもう半分終わっちゃったものね。 では、萩さんin京都最終日 再開で~す。 ヒツジパレット2015京都 3日目 3日目がなかなか終わらないけど、よろしく!! 5講は村上智見さんの『中央アジア テキスタイルを考古学する』 村上さんはシルクロード考古学の研究者。 とりわけ出土される染織品に注目して 東西交流の復元研究に取り組まれていると。 いかんなあ、1週間も経つと記憶が薄らいでいく。 現在発見されている最古の羊毛織物は エジプトのBC4200頃のものだそう。 日本の縄文時代頃に当たるかな。 日本でも縄文時代の布が発見されているらしい。 漆が塗られていて残ったらしいけど、用途は服じゃないな? 6講はTs.ムフンガヤスガランさんの 『モンゴル 遊牧の暮らしの百年』 彼女は遊牧民の祖父母に育てられ、現在は大阪大学に在籍。 モンゴルの遊牧民 (18歳以上で家畜を飼い定住せずに生きている人) の人口はモンゴル全体の約1割(293.620人)だそうな。 ここでの子育ては「自立」がしつけの基本。 子どもに考えさせ、大人は見守る。 小さい時から何でも自分でやるように育てられる。 外には厳しいが内には愛情に満ちている、とのこと。 日本の子育てに足りないところが見えてくるわね。 7講はみやこうせいさんの『羊バンザイ』 流れでルーマニアに縁ができ、 以来40年にわたってルーマニアの人と羊の暮らしを取材。 彼の写真が SPINNUTSno.90に載っているから見てね。 ![]() と言いつつ、写真にとってアップしちゃった。 著作権に抵触するかも、おゆるしを!! ヨーロッパ絵画にこんな絵あったよね。 作家の名前が出てこない、うう~ん、だめだ。 羊と共に生きているルーマニアの人と暮らしにぞっこんで、 繰り返し繰り返し訪ねてる。 「ルーマニア」の話をしているみやさんは うれしくてうれしくて仕方ないって感じ。 聞いている私にも○○おばさんや◇◇爺さんがイメージできる。 肩ひじ張らず、自然体で、聞いてて心地よい。 ホンモノってこんなだよなあと思いながら、聞いたわよ。 ![]() この写真、話の中で出てきた風景の一部だと思う。 朝、羊が逆光で光る瞬間!! ワクワクしながら話聞いたわよ。 で、斜め後ろに、 私の笑いのタイミングと一緒に笑うおっさんがいるんだよね。 そのおっさん、なんと、8講の講師秋山豊寛さんだった!! 秋山さんの話もよかったんだよ。 いっきに8講へいきたいところだけど、次に回すわ、ごめんなさい。 ▲
by shotex
| 2015-02-15 22:09
| 萩さん
こんばんは、萩さんで~す。
今日は2週間ぶりに工房へ行きました。 この間いろんな出会いがあって、早速つくってみようと思った マフラーにとりかかったんだけど、途中でお腹が痛くなって早退しちゃいました。 お腹が痛くなるなんて、まずなかった私なのに異変。 でも、これでダイエットができるかも、なんて不届きなことを考えてたら、 じき治まっちゃいました。 京都行の新幹線で思った通り、体重超増加!! 顔が真ん丸なの。早急に3㎏ほど落とさなきゃ。 またどうでもいいことを・・・。 さあさあ、萩さんin京都最終日、始まりで~す。 ヒツジパレット2015京都 3日目 4講は金寶蓮さんの『韓山Mosi(苧麻)その美を受け継ぐ人々』 金さんは、あの梨花女子大学繊維芸術学科博士課程在籍。 研究者でもって韓山苧麻の織作家。 奈良晒の上布の調査で度々来日されていて、日本通。 話は苧麻を糸にしていく工程や、 そこに携わる人のことを映像を交えて説明されたわ。 また、伝統とは「いま生きる人に愛されてこそ継続できる」として さまざまな取り組みの実際を紹介されたの。 この方の話を聞きながらわたしの頭の中は田籠先生が話されたことで いっぱいだったの。 以前、工房に「苧麻のつなぎ方を教えてほしい」 と尋ねて見えた方があったのね。 尋ねられたらなんでもす~ぐ教えちゃう先生だもんで、 教室は苧麻糸作りのワークショップに変身。 わたしもちょっとだけやったわ。 で、伝えたいことはね、その時の先生の話。 小郡市には七夕伝説ってのがあって、 市の施設にも「七夕会館」なんて名前がついていたり、 七夕ゆかりの行事などあるのね。 その行事の一つに七夕にまつわる公募展が企画されていたの。 そこに『七夕織り』として出展された作品は 苧麻を使ったものなのよ。 『七夕織り』とは先生のオリジナル、必ず苧麻を使うの。 なぜ苧麻かってのが感動なのよ!! ある時、道端にキラキラ光るものに目を留めた先生。 大量の苧麻の糸だったんだよ。 なぜ捨てられたように苧麻がそこにあるのか? 小郡市は三井郡大刀洗町とお隣どうしなのね。 その大刀洗町は軍都だったの。 終戦間近に飛行場建設も進められていたところ。 当時、軍の命令で田畑には苧麻栽培が始まったのよ。 苧麻をどうするのかって? 聞いてびっくり!!パラシュートの布をつくるのよ!!! 農家は少しでも食料を確保したい時だったはずだけど、 それよりも優先して苧麻栽培を課せられたのね。 そんな話を聞いた先生はこの糸で作品を創るのは 自分の使命のように感じたのね。 それで、田篭オリジナル『七夕織り』が生まれたの。 ここで作品を紹介したいところだけど、ごめんなさい。 この話、本当は、直接先生から聞いてほしいところ。 なかなか実際を伝えきれないよ。 で、4講はおしまい。 昼食休憩。 ではまた。 つづく。 ▲
by shotex
| 2015-02-14 20:03
| 萩さん
こんばんは、萩さんで~す。
萩さんin京都最終日、最終回ではないよ。しつっこい!! 昨日の夜は息子と食事。 一人ビールを飲む。 息子は若い頃に一生分のアルコールを飲んだんで、 もう飲まないと言っている。 そんな彼の前で母はぐびぐび、ぷはーっ。 残念だったのは、情報も取らずに入ったイタリアンのお店。 いま一、いま二、いやいま三くらい。 明日のまる1日のレクチャーで眠っちゃなんねえと、早めに就寝。 グーッ、グウ・・・。 ヒツジパレット2015京都 3日目。 朝日がいっぱいで、さわやかな目覚め。 でも寒い~!! 少し早く出たので、バスの待ち時間が長い。 じいっとしてちゃあ、凍りそう。 そこで次のバス停まで歩くことに。 桂川の橋は見事に凍結。 ここですってんころりん、ピーポーピーポーなんて絶対ダメ! わたしにはレクチャーが待っている!! 緊張して歩いたわよ、2駅もね。 バス、地下鉄と乗り換えてハートピア京都に到着。 Eさん、今日はレクチャーでお仕事、お疲れ様です。 いよいよレクチャーのスタートだよ。 前置きが長かったねえ。 1講と2講は、ウールにかかわる話。 1講の大内さんの話はスピナッツ№90にもあるから読んでね。 そのお話は驚くことばかり!! ヨーロッパや中近東では人類と羊の共存関係が 一万年も前から始まってて、 羊がもたらす恵みが深く生活に根付いたのね。 ルネッサンスの資金の源は「羊毛」の仕組みを創り上げた 金持ちの力。 コロンブスのアメリカ大陸発見もスペインの メリノ開発での売上利益がもたらしたもの。 羊さんのおかげでアメリカ合衆国もあるのよ!! 等々、羊さんが歴史を動かしてきたようだ。 キャピタル(資本)の語源は「羊の頭」なんだって。 それに引き換え、日本のウールの歴史は100年。 でも、今は世界一のウール愛好国となっているの。 2講は井上俊哉さんの『羊毛産業の30年』 ウールは天然、成分回生・再生の可能性を兼ね備えた繊維 だってことを強く言われたわ。 このことはね、後に話される秋山さんの内容ともつながるの。 で、一休み。 ![]() 3講はひろいのぶこさんの『織物の原風景―ヒトは繊維に出会う』 織物の世界では超有名な人みたいなんでいろいろ言わない。 あっ、超有名で思い出した。 昨日、マルシェに吉岡幸雄さんが来てたよ。 目玉がするどかった。 ひろいさんごめんなさい、また余計なことを。 心に残った話。 「言語は人と人を隔てている、でも、 手を使うことは世界中共通で通じ合える、だから楽しいことだ。」 言語が人と人をつなぐって思ってきたんだよ、でもそうなんだよね。 言語でつながるって高度なことなんだよね。 日本語に限っても、その一言が言えなくて つながれないってこといっぱいだよね。 増してや外国語なんて、オーッ!ノー!! もっと、もっと、いっぱい聞きたかったけれど、時間が来て残念。 でもって、久留米に帰ってひろいさんの書籍、 『織物の原風景ーヒトは繊維に出会う』注文しちゃった。 ホントに買うの? キャンセル駄目よって念を押されて嫌な気分だったけどね。 ふうーっ、熱が出そう!! 今日はこれまで。 つづく。 ▲
by shotex
| 2015-02-13 21:07
| 萩さん
こんばんわ、萩さんで~す。
ひつじパレット2015京都 初日が終わりに。 一宮の社長さんたちは地元にお帰り。 お身内にご事情がありながら、私たちのばか騒ぎに 付き合ってくださってありがとうございました。 マルシェ、翔工房も閉店して京都文化博物館を出る。 今日もEさんに案内されて、 ジョリージョンソンさんの個展経由でお食事へ。 先斗町の不思議なお店で楽しい夕餉。 お酒は控えめに、「与一」で締め。 ひつじパレット2015京都 2日目 朝一、先生以外は文化博物館へは行かず、河井寛次郎記念館へ。 昨夜、今日の動きを確認してる時に、 先生から河井寛次郎の話が出てね。 キャーッ、うれしい!! 私も、ものづくりの一人として彼の勤勉さ、感動する心、 ・・・、生き方、におこがましいけど近づきたいって思うんだよね。 京都に来た時はよく寄るんだ、記念館。 で、先生だけマルシェにやって研究生たちは河井寛次郎記念館へ。 ![]() 何度行っても新鮮なのでありました。 ようやくひつじパレット2日目にたどり着いたわよ。 先生から、じっくりパレットの作品見ておきなさいって 言われててね、何度か行ったわ。 そのときね、若い男の子が私の作品をしみじみ見てるんだよ!! 声を掛けたかったけど、できなかった。とほっ。 何が気にかかったんだろう? マルシェ、翔工房に今日も多くの方が来てくださってうれしいねえ。 でも、今日でマルシェ、翔工房は店じまい。 次の方の準備もあって、4時過ぎには片付け開始。 来た時よりも荷物が多い!? すっかり帰り支度が終わって京都駅へ。 お汁粉食べてみんなとさようなら。 へっ、へっ、へ、私だけ居残り。 明日のレクチャーに参加するんだよ~。 息子が10日くらい前に転勤で京都にいるのよ。 だもんで、今夜は彼ん所にお泊りなの。 萩さん in 京都まだまだ終わらないよ~。 しつこい?そう言わず、よろしくおつきあいを!! ▲
by shotex
| 2015-02-12 23:20
| 萩さん
こんばんは、萩さんで~す。
昨日アップできなかった~、コラッ!! 2月5日 ひつじパレット2015京都 初日 マルシェには様々な人たちが立ち寄ってくださる、うれしいねえ。 名札を見て、「萩さん?ブログ見てるわよ」 なんて言ってくださる方がいて感激!! (オイ、オイ、だったら空けずに書けよってね!) マルシェにいて良いことは、お見えになった方とのお話。 それぞれに自分の目的をもって見えているのね。 日頃の自分の仕事のこと、展示された作品のこと、 あふれるように話されるのよ。 聞いていると、私も話したくなるしさ、刺激もらうのね。 そんなお客様の中に、「今、映画を見てきたの」って 映画の余韻の中で服地をご覧になってるの。 もうお分かりの方もおありかな? そう、『繕い裁つ人』中谷美紀が営む洋裁店のお話ね。 彼女の仕事の1つは祖母が縫ったジャケットを、 その人の体形の変化に合わせて補正を続けるの。 ジャケットがその持ち主の歴史なのね。 服に歴史が刻み込まれていく、そんな仕事にこだわってる。 こんな映画の後でおいでになって翔工房の服地を見て重なったのね。 「そうよねえ、こんな服地で創られたら、そうなるわよねえ!!」 服地を触りながら、感動しきりだったわ。 そして、その方見てて私が感動。 うれしいねえ!!! 午後、相棒たちは西陣の織元へ見学に行っちゃった。 今日は、マルシェの様子(前日の写真)を紹介するね。 ![]() ![]() 萩さんin京都、まだまだつづくわよ!! ▲
by shotex
| 2015-02-11 18:29
| 萩さん
こんばんは、萩さんで~す。
昨日の続きだよ!! しょっぱなからお酒の話でごめんね。 この季節、あちこちで新しいお酒が生まれてるんだよね。 で、「これは今しか飲めないお酒だよ」なんて言われると、 飲まずにおれないわたし・・・。 さて、昨日の酒はどうなったんだろうね? 2月5日 ひつじパレット2015京都 初日 さあいよいよ始まりだよ!! さわやかな目覚め。 すっかりアルコールは飛んじゃってるわよ!! 一宮市の社長さんの車で送っていただき会場へ。 まずはマルシェの翔工房ブースのチェック。 ![]() ホームスパンの作品のみの翔工房はすごーく地味。 公募展の作品もそうだけど、フェルト関係が多いのね。 すっごくカラフル!! 形もいろいろ!! 他に糸屋さん、布屋さん、ニット屋さん、ボタンやさん、etc. でも共通して言えるのは、どちらも自分の、 自分たちの扱っているものに自信を持って誇らしげなところ。 私もそうありたいな!! さあ、準備はできた。 公募展の会場へ。 昨日は会場設営の途中だったけど、見事に整えられていたわ! 会場の中央は「色」で集められているの。 「赤」のブース。 先生の「西の魔女」は茜で染めた糸で紡ぎ織った作品なんでここに。 すごい存在感。 周りには、もっと鮮やかな「赤」であふれている。 でも、彩度を落とした茜色なのに深い。 鼻高々!! Eさんや私の巻き物はフラッグのような展示。 一番前にEさんのコチニールで染めた強撚のストール 「紫丁香花」がそよいでる。 さて、いよいよ登場ですぞ!!萩さんの作品「飛翔」。 ジャジャーン。 ![]() いやだあ、後ろに扇風機の羽が写ってる。 この写真は家で撮ったものなので、 会場の雰囲気が届けられないなあ。ごめんなさい。 Tさんのタペストリー「なみぎわ」は壁面に堂々と存在。 Kさんのブランケット「早春の海」は彼女が思い描いように、 見た人を包み込んでくれるように置いてあったわ。 紹介が遅れたわ、EさんTさんKさんは翔工房の研究生。 身内のことはこれくらいにしてっと。 応募した人たちの作品、力に溢れていてよ。 色、構成、素材、技法、etc.たくさん参考にさせていただくわ。 さて、今日はこれでおしまい。 つづく ▲
by shotex
| 2015-02-09 23:06
| 萩さん
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