◯翔工房
紡ぎ、染め、織る。福岡県小郡市の田園風景の中にある、織り物の工房です。 ◯SHOテキスタイル研究所 翔工房の教室の中から、より高いレベルでやってみよう!そう思った人の集まりです。それぞれが仕事を持っていたり、家庭をもっていたりと、暮らしの条件は様々ですが、週1回のライフワークを中心に、自分達で高め合いながら織りに取り組んでいます。 ◯作品2011年 6月 ◯つながり 九州ちくご元気計画 カテゴリ
全体 もとむら 萩さん ふじい 萌 髙山陽子 きたじま いしだ 井手美知子 WO 江藤昌子 桜 典子 そら 濱野 太郎 井上ネコ かいひろこ めいばば じょしゅY コンドウ かなこ ナベシマ ひらた 近藤弘美 未分類 以前の記事
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おはようございます、萩さんです。
昨夜余震におびえつつブログ書いていたんだけど、 あと少しってところでどこかに飛んで行っちゃった! ええっつ、うそ~!!かなしい・・・。 時々あるんだよね、どうしてかしら? 一晩寝て、気を取り戻し、思い出しながら再度挑戦。 14日に始まった大きな地震、大変なことになってるよ。 震源地からはかなり離れている我が家でも、ゆれる、ゆれる。 こわいよ~!!福岡西方沖地震の時もびっくりしたけれど、そんなもんじゃない。 経験したことのないゆれ、それが1度じゃないんだもの! 早く収束するのを祈るしかない。 宮古島2日め。 私たちが泊まっている民宿「七福荘」のお母さんは、 リュウゼツランから糸をとって布を織りあげる人なの。 一人ひとりに懐石のお盆にのせて運ばれてくる、朝食とは思えないような料理。 「コーヒーも飲んで!」、「揚げたてのサーターアンダーギ―食べて!」って ほとめかれる、ほとめかれる。(ほとめくって久留米の方言、もてなすって意味) その優雅な食事を終えて、お母さんのお話を聞くことに。 ![]() これは、リュウゼツランの繊維。 へちまのたわしを作るときは、へちまの実を水につけて柔らかい部分を腐らせて 繊維だけにするのね、それと同じ。 そうしてできたのが上の写真。 ![]() ![]() これはお母さん制作の着物と上布、美しいでしょう!! お母さんの話は深くなったり広くなったり、どんどん熱が入ってきます。 ありがたいことです。 もっと聞いていたい思いもありながら、次の目的地へ出発。 ![]() ここは、染・織布とキリムの店『ゆう』さんの店内。 宮古上布の古布をたくさん集めてらして、それをうまく使って 新たなデザインのステキな服を作っているの。 古布も求めることができるんだけど、 着物だったら解いてきれいにして渡してくれるのよ。 さあさあ始まりましたよ、翔工房軍団の爆買い。 行きますよー!! 次は、宮古島市伝統工芸品センターへ。 タイミングよく、ここで「苧麻糸展示会」が開催されていたの。 研究生の発表の場なのね。 展示は研究生の糸ははもちろんだけれど、 ベテランの技術者の糸も置かれていたわ。 私たちは苧麻績みの体験スタート。 まず、苧麻剥ぎ(ブーパギ) =表皮をはぎ取る 次に、苧麻引き(ブービキ) =ミミガイ(耳の形をした貝殻)で表皮をしごいて繊維のみを取り出す。 そして、苧麻績み(ブーミ) =最初に苧麻裂き(ブーサキ)細く細く繊維を裂く。 =次は撚り繋ぎ(ブーウー)文字通り結び目を作らず撚って繋ぐの。 終わりに、撚り掛け(ツンギ) =撚り繋ぎが済んだ糸に撚りをかける。 ![]() ![]() ![]() 奮闘中!! 撚り繋ぎをしてるんだけれど、難しいんだわ。 細い繊維を更に細く裂いて、その繊維を撚りあわせて繋ぐの。 うまくいかないんだよ~。 この後に撚り掛けするんだけど、私の糸はとてもそれに耐えられそうにない! ベテランさんが撚り掛けしてくれるんだけれど、私は遠慮、とほほ。 ![]() ベテランさんの撚り掛け ちょっぴりできた糸を宝物のようにして持ち帰る。 ドッと疲れた~!!! この日のお勉強はこれで終わり、 というか沖縄研修の全課程を終了ってことね。 夜は居酒屋で盛り上がる!! 翌日 ![]() 『七福荘』のお父さん、お母さんにお別れをして帰途に。 寄り道 ![]() 来間大橋、池間大橋を見て、砂浜でちょっぴり青春して、お昼ご飯を食べに。 ![]() ボリュームいっぱいの朝食だったので、軽い食事に。 いよいよ宮古島を離れます、素敵だったよ~!!宮古島~。 この後、すんなり帰れたと思う? とんでもないハプニング。 那覇からの飛行機に乗り遅れたのよ~、ぎゃ~!!!!!・・・・・! 最後にダメ押しで、決して忘れられない研修?旅行が終わりました。 ここまできてくださって、ありがとう。 お疲れ様でした。 では、また。 ▲
by shotex
| 2016-04-17 13:26
| 萩さん
こんにちは、萩さんです。
お花見したよ~ ![]() ![]() お弁当持って近くの公園へ! ちょっと曇り空で、携帯で撮った写真はいまいち、ごめんなさい。 桜満開!!気持ちいい~ オットット、花見で浮かれてんじゃないのよ! 沖縄、全然進まないじゃないの!! さあ、宮古島だよ~!! 飛行機を降りてレンタカー屋さんへ。 宮古では萩さんが運転するよ~、覚悟してね~! まず何をするかって? 決まってるよ、翔工房軍団は何はなくても腹ごしらえ。 ![]() 今日はちょっとお上品な献立。 もちろん、デザートまで完食。 ![]() ここが昼食の場所、沖縄の工芸作家さんを中心とした作品を展示販売。 ![]() これ、買ってきちゃった。 美しいでしょう!? 琉球ガラスとはちょっと趣が違うけれど、 大きさといい形といい使い勝手が良さそうだったんでね。 早速家で使ったんだけど、ばっちりよ。 息子は「液だれしそう」なんてケチ付けてたんだけどさ、見事な使い心地。 私はクリーマーとしてじゃなくて、ドレッシングやたれ入れにしてるの。 オリジナルの配合でシャカシャカ混ぜるのに、とっても都合がいいよ。 ゴメンごめん、またまた余計なことを。 ![]() ![]() オットット、なんだこれは?ってね。 泡盛の工場に寄り道。 沖縄によくあるガマの中で貯蔵されている泡盛さんですよ。 ここでも始まる軍団爆買い。5年後に受け取りに来る人も。 まだお腹は減っていないけど、近くにある評判の沖縄そばやさんへ。 ここでもガッツリ食べて、本日の本命の目的地へ。 ![]() 着きましたよ!『工房 風樹』さん。 砂川 猛さんが主宰する砧打ちの工房。 ![]() 私勉強不足でさ、織りあげた宮古上布の仕上げの工程に砧打ちがあることなんて 全く知らなかったわよ。 砧打ちといえば、藁を打って「わらじ」などの藁製品を作ることくらいだったわ。 それにしても、細い糸で織った透き通るような華奢に見える布を、 しっかり重たい砧で打つなんて?! 布目を整えたり、幅の調整をしたりするためにまんべんなく砧を打つの。 1反を仕上げるのに、10時間以上もかかることもあるそうな。 この作業が終わると布に上品な艶が生まれてくるの。 そこでようやく宮古上布の完成となるのよ。 ![]() これが砧打ちの道具、すこぶるシンプル。 砂川さんが砧打ちの様子を見せてくださってよ。 その音は私の耳をつんざかんばかりの高い音で、部屋中に響き渡るの。 そして、砂川さんの眼も布をつきささんばかりの迫力。 私たちに話をしてくださる時もその瞳は私のいい加減さを見抜いているよう。 ドキドキ・・・。 でも、時間を惜しまず話は続くし、お父様が始められた蒐集の布も、 惜しげもなく見せてくださったわ。 ![]() ここでの時間をうまくつたえられないよ、あまりにも神聖というか、 例えようのないくらいの衝撃的な出会いだったわ。 涙が出そう。 ずうっと居たい気持ちと、逃げ出したい気持ちが 同居しているような複雑な私だったわ。 これで、宮古の初日は終わりにするわ、またね。 ▲
by shotex
| 2016-04-07 12:30
| 萩さん
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